i88i1123i1028’s diary

書物が大好き❗

淳于意(じゅんうい)

おはようございます。

昨日より「東洋医学」の本を読んでいますので、ソレに関係する偉人をご紹介出来ればと思います。


(最古の臨床記録を残した万能医)

淳于意"じゅんうい"
{紀元前205〜紀元前140}

淳于意はかつて斉の国の大倉長(備蓄庫の責任者)
であったため、"倉公"とも呼ばれる。

彼は若い頃から、
陽慶"ようけい"について医学を学んでいた。

陽慶が70歳になったとき、
子どもがいなかったため、彼に扁鵲の脈学書、
五色診病の方法など秘法の全てを授けた。

あるとき彼が上訴され、罰せられそうになった。

5人の娘が取りすがると、彼は

「男子がいないので役立たない」

と言って嘆いた。

それを聞いた末娘が宮中の召使いとなるので
父を許してほしいと嘆願書を書き、
それを読んだ帝があわれに思って淳于意を許した。

後世に語り継がれている逸話である。


史記』の中の「扁鵲倉公列伝」には

淳于意の25の臨床例が載っている。

それには患者の氏名、病状、治療法、経過などが詳しく記載されており、最古のカルテといえる。

疾患別で一番多いのは内科で、
次いで婦人科、小児科、外科、歯科と続く。

望診、脈診を重んじ、
25症例のうち15例を快癒させたという。


以上。

如何でしたか。

東洋医学」には興味があり、

読んでいましたら面白いのですが、

言葉や専門知識が難しい為、

ワタクシなどは読み返し読み返ししないと理解が出来ません…💦

しかし、歴史的に見れば(文献や人物のこと)

とても細かい処まで書いている本もありますのでオススメです。

これからは書籍等もご紹介出来ればと思っています。

ではまた。