扁鵲(へんじゃく)
こんばんは。
急なお話ですが…
ワタクシ、
歴史や妖怪等が大好きで、
そういったお話も此方のブログに書いて行ければと思います。
ご興味がある方は是非覗いていって下さると、有難いです。
では早速。
(死者を生き返らせた伝説の神医)
「扁鵲」"へんじゃく"
{紀元前406〜紀元前310}
中国最古の医聖。
若い頃は、秦越人(しんえつじん)といった。
司馬遷(中国の前漢時代の歴史家)の記した
『史記』に登場する名医。
伝説的要素が多く、
数人の名医を代表させて書かれたのではないか?という説もある。
「扁鵲」は若い頃、旅館の支配人であった。
ここに隠者・長桑君(ちょうそうくん)がよく
逗留したが、扁鵲は長桑君がただ者ではない事を見抜き、手厚くもてなしていた。
十数年経った時、
長桑君は扁鵲に誰にも言わないことを条件に
「秘伝の薬」を授け、それを飲んだ扁鵲は病人の体が透けて見えるようになった。
こうして医師となった扁鵲は、各地を診察しながら歩いた。
さまざまな逸話が残る中で最も有名なのが、
「死人を蘇らせた話」であろう。
ある国の太子が急病で死んだのを聞き付けた
扁鵲が宮殿に行ってみると、
太子は死んだように見える
「尸厥病」(鬼のもたらす病気)
で、扁鵲は鍼灸・膏薬(こうやく)と漢方薬で
生き返らせたという。
扁鵲は各地で偉大なる業績をあげたが、
最後は高名を妬んだ秦の大夫(医師のこと)に
殺害されてしまった。
という事の顛末で締め括られる。
如何でしたか?
こんなお話をちょくちょくしていければと思いますます😄
ではまた。