i88i1123i1028’s diary

書物が大好き❗

扁鵲(へんじゃく)

こんばんは。

急なお話ですが…

ワタクシ、
歴史や妖怪等が大好きで、
そういったお話も此方のブログに書いて行ければと思います。

ご興味がある方は是非覗いていって下さると、有難いです。

では早速。


(死者を生き返らせた伝説の神医)

「扁鵲」"へんじゃく"
{紀元前406〜紀元前310}

中国最古の医聖。

若い頃は、秦越人(しんえつじん)といった。

司馬遷(中国の前漢時代の歴史家)の記した
史記』に登場する名医。

伝説的要素が多く、
数人の名医を代表させて書かれたのではないか?という説もある。

「扁鵲」は若い頃、旅館の支配人であった。

ここに隠者・長桑君(ちょうそうくん)がよく

逗留したが、扁鵲は長桑君がただ者ではない事を見抜き、手厚くもてなしていた。

十数年経った時、
長桑君は扁鵲に誰にも言わないことを条件に
「秘伝の薬」を授け、それを飲んだ扁鵲は病人の体が透けて見えるようになった。

こうして医師となった扁鵲は、各地を診察しながら歩いた。

さまざまな逸話が残る中で最も有名なのが、

「死人を蘇らせた話」であろう。

ある国の太子が急病で死んだのを聞き付けた

扁鵲が宮殿に行ってみると、

太子は死んだように見える

「尸厥病」(鬼のもたらす病気)

で、扁鵲は鍼灸・膏薬(こうやく)と漢方薬
生き返らせたという。

扁鵲は各地で偉大なる業績をあげたが、
最後は高名を妬んだ秦の大夫(医師のこと)に
殺害されてしまった。


という事の顛末で締め括られる。


如何でしたか?


こんなお話をちょくちょくしていければと思いますます😄

ではまた。